2020/01/23 (Thu) いちいち

昨年末、国の機関から、雇用保険云々に関する支払っていないかもしれない通知が来た。
なんていうと、だまされてんじゃないのって思われそうだけど、これは、正しい書類だった。
ただ、１０年以上前のことで、いきなりそんなこと言われても記憶に乏しい。
私の番号だの、当時の預金口座だの、これに関係する履歴だのわかるところを書けと書いてある。
問い合わせ電話番号はあるけど、この通知をもらった人は「私いくらもらえますの？」ってな問い合わせをするんだろうなと思う。そんなことはきっと答えてくれまい。書類の書き方だけだろう。
支払い対象にならなかったら書類は返送されてくるとあるけど、本当は、そんな個人情報は返送せず責任をもって破棄していただきたい。郵便事情が悪いから、こういうやりとりは避けたい。

書類が来たばかりのころは、問い合わせをしても「混んでるからまたかけろよ」という声が流れて切れる。そのうち、問い合わせることも忘れてしまい、数日前に「そうだった」と気づいた。なぜこんなに呑気かというと、私はおそらく対象外だと思ったし、対象だとしても１０００円程度らしいから、そんなもののために、ここまでしなきゃならないのかと思ったし。
と言いつつ、今日、電話してみたら、少し進歩して「そのまま待て」になったので、待っていたら出た。
まず、「この電話で質問できることの範囲を教えてください」と言ってみた。
すると「個人情報にかかわることはお答えできない」とのことで、やっぱり、「私はいくら戻りますの？」はだめだと分かった。ここで、結構文句言われるんだろうなこの人たちとも思った。

届いている書類の確認があったから、記入例と回答書のほかに、
「こんなもの誰がわかるんだと思うようなことが書かれた書類」と言ったら、
何の書類かすぐわかったようだった。
書き方くらいわかるわと思ったけど、説明し始めて、
「マル１にこれにかかわるあなたの受給資格者番号を書いて欲しいが、これについての多数の人がわからないと問い合わせがある」というので、
「それはわかるから書いた」と言ったら、
「え？わかるんですか」と言われた。
散々問い合わせを受けて、同じことを答えようと思ったら「わかる」と言われて、順番が狂ったらしい。
最後まで説明を聞いて、
「支払いに該当しないと思ってますけど、みんな出すんでしょうか」
と聞いたら、出せと言われた。
期限はあるか聞いたら、できるだけ早くというので、
電話が全然つながらなかったではないかと言ってやった。

結局私は、この電話で何を聞きたかったんだろう。