Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
毎年「がん」という病気に関する公開講座がうちのホールで開かれている。
参加者は実際に病気を抱える人だったり、医療関係者だったり、がんを知りたい人だったり様々。
今日はドア係として、講座を聴講していた。
先生達のパネルディスカッションの後、客席から質問を受ける事になっていて、こういう時ってちょっとドキドキする。
病院への不信感をぶつけてくる人とかピントがずれちゃってる人とか話し始めたら止まらない人とか、まさに本番生放送取り返しがつきませんってことにもなりそうだから。
で、今日は、順調な滑り出しとなっていたんだけど、やっぱり出てきてしまった。
入院している知り合いだか家族が絶望のふちから這い上がり、顔一杯の大きな笑顔ができるようになったのはここの先生のおかげで云々かんぬん・・・声の抑揚激しくしゃべるんで、どうも正面を向いたまま聞いているのがはずかしくなって下を向いていた。
そのうちに私の立つドアから出て行こうとするお客さんがいるから、ドアを開けて、
「ありがとうございました」
というと、顔はにこやかなんだけど、
「くだらなくて聞いていられない」
といってらした。
私だってかーさん病気で亡くしてるから、この講座を聞けるのは運がいいし、この講座を聞いて気持ちを立て直そうとする患者さんの気持ちも大切にしたいし、受講申し込みにこられるお客さんとは、色んな話をして気持ちを分け合いたいと思ってるんだけどね、やっぱり、がんと立ち向かうために「知識レベル」をあげていかないとね、何度も名前が出てくるけど、
静岡県藤枝市にある平成記念病院の平井達夫って医者に、
「社会的に認められるような人間でもない女がこんなところに一人で相談にのこのこ来て、こっちだって忙しいんだよ」
って言われるよ。
参加者は実際に病気を抱える人だったり、医療関係者だったり、がんを知りたい人だったり様々。
今日はドア係として、講座を聴講していた。
先生達のパネルディスカッションの後、客席から質問を受ける事になっていて、こういう時ってちょっとドキドキする。
病院への不信感をぶつけてくる人とかピントがずれちゃってる人とか話し始めたら止まらない人とか、まさに本番生放送取り返しがつきませんってことにもなりそうだから。
で、今日は、順調な滑り出しとなっていたんだけど、やっぱり出てきてしまった。
入院している知り合いだか家族が絶望のふちから這い上がり、顔一杯の大きな笑顔ができるようになったのはここの先生のおかげで云々かんぬん・・・声の抑揚激しくしゃべるんで、どうも正面を向いたまま聞いているのがはずかしくなって下を向いていた。
そのうちに私の立つドアから出て行こうとするお客さんがいるから、ドアを開けて、
「ありがとうございました」
というと、顔はにこやかなんだけど、
「くだらなくて聞いていられない」
といってらした。
私だってかーさん病気で亡くしてるから、この講座を聞けるのは運がいいし、この講座を聞いて気持ちを立て直そうとする患者さんの気持ちも大切にしたいし、受講申し込みにこられるお客さんとは、色んな話をして気持ちを分け合いたいと思ってるんだけどね、やっぱり、がんと立ち向かうために「知識レベル」をあげていかないとね、何度も名前が出てくるけど、
静岡県藤枝市にある平成記念病院の平井達夫って医者に、
「社会的に認められるような人間でもない女がこんなところに一人で相談にのこのこ来て、こっちだって忙しいんだよ」
って言われるよ。
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