Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
数年前、テレビであるピアニストの演奏を聴いて、なんだかわからないけど、感動して、テレビの前で拍手していた。
私は、見抜くとか見極めるとか分かるとか、そんな才能がない。
なぜ、そんな私が心動かされたのか、今でもわからない。
このピアニストが、2位になった。予選から、結果を追い続け、きっと行けると思った。
さらにもう1つ。日本人調律師のいるメーカーのピアノを選んだ人が1位になった。これは、押しているピアニストの受賞と同等にうれしかった。
ここで終わればいいのに、余計なことを言う。
以前、職場で、このピアニストの話をした。名前すら読めなかった彼女たちが、なぜか、押しはじめた。私から「名前の読み方」を聞いたことも忘れたようで、たまたま自分が何かの公演に行ったら、この人が出演していて結構ガンガン弾くんだと思った・・・なんてことを言っていた。うちのイベントホールに呼びたいなどと言っていたけど、「私の希望が通らかった」と嘆いていた。いつの間にか「私だけが推すピアニスト」になっているようだった。彼女は、「嘆く」ほどこのピアニストを知らないし、何がどう気に入っているのかもおそらくわからないと思う。コンクールに出ていたことも知らないし、コンクールでピアノを選ぶとかそんなこんなも知らないはず。
一体何を押しているのか、よくわらかない。
何かの思い込みのように思う。針の穴より小さい心を持つ私は、好きかどうかも分からずに、好きだと思い込む「自分を知らない人間」が、わあわあいうのは嫌い。
それは錯覚。
私は、見抜くとか見極めるとか分かるとか、そんな才能がない。
なぜ、そんな私が心動かされたのか、今でもわからない。
このピアニストが、2位になった。予選から、結果を追い続け、きっと行けると思った。
さらにもう1つ。日本人調律師のいるメーカーのピアノを選んだ人が1位になった。これは、押しているピアニストの受賞と同等にうれしかった。
ここで終わればいいのに、余計なことを言う。
以前、職場で、このピアニストの話をした。名前すら読めなかった彼女たちが、なぜか、押しはじめた。私から「名前の読み方」を聞いたことも忘れたようで、たまたま自分が何かの公演に行ったら、この人が出演していて結構ガンガン弾くんだと思った・・・なんてことを言っていた。うちのイベントホールに呼びたいなどと言っていたけど、「私の希望が通らかった」と嘆いていた。いつの間にか「私だけが推すピアニスト」になっているようだった。彼女は、「嘆く」ほどこのピアニストを知らないし、何がどう気に入っているのかもおそらくわからないと思う。コンクールに出ていたことも知らないし、コンクールでピアノを選ぶとかそんなこんなも知らないはず。
一体何を押しているのか、よくわらかない。
何かの思い込みのように思う。針の穴より小さい心を持つ私は、好きかどうかも分からずに、好きだと思い込む「自分を知らない人間」が、わあわあいうのは嫌い。
それは錯覚。
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