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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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私世代(どういう世代だろう)は、年賀状を1年に1回のあいさつと考えて、ほとんど顔を合わせることのない人に対しても送っていた。
最近は「年賀状」そのものの存在が薄くなっているけど、そもそも送る相手の考え方も違うようだ。
ほんの数枚、コンビニで印刷されたものを買って、あて名も手書きでもそれほど手間がかからないと職場の子が言っていた。
一方私は、まだその域にはなく、これまでと同じように住所も印刷、裏面もそれなりに素材を探して印刷している。
本屋にある素材集って売れなくなってるんだろうか。

さて、前置きが長くなってしまったけど、年賀欠礼のはがきに「驚く」ことが増えてきた。
もうかなり前のこと、昔からお洋服大好きだった私が、頻繁に出入りして、そこで親しくなった店員さんが何人かいた。一緒に飲みに行ったり、買い物に行ったりもした。
正月は、東京まで行ってバーゲンを漁り、ほぼ最終に近い電車で帰ってきて、翌日は同じメンバーで映画に行くと言う、体力勝負な年始を過ごしたこともある。
昨日、その時の1人が亡くなったとご主人からのはがき連絡で知った。
少なくとも私は今母の亡くなった歳に近くなっているけど、「まだ若い」と言われる年齢で母は亡くなり、彼女は私より若い。
知らされたからと言って、結婚式には出席したけど、ご主人とはほとんどご縁もなく、連絡することもない。
職場でこの話をしたら、お悔みに行く云々の話出た。おそらく彼女も「年賀状は1年に1回」ではなく、普段交流のある人だけに送るものという感覚だからかなと思った。

話が散らかってしまったけど、まだ若いとはいうものの、近づいている何かを思う。
新年はめでたい。でも、それを迎えるまでは知らされなければならないお別れがいくつかある。そんな年齢。

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