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Bitter Cafe

苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記

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クロスステッチに身が入らなくなり、読書時間が増える。
本は私を裏切らず、私も本を裏切らず。
なんだかえらそーなこと言ってるけど、それでは、編み物もパッチワークも私を裏切ったかと言うと、私が飽きただけ。
本は、飽きるってものでなく、がばがば速読はできないけど、細くとも長く付き合えて良い。
ちょっとした興味だけで買わず、それなりに選んで買うようになったら、残念な結果に終わることが少なくなった。
本で潤う自分は手軽でこれまた良い。

昨日で祭が終わった。
芸能人にいつも以上に湧いた。ピアノに行ったら、先生が、街中に同級生の店があるからそこの2階で見たとか、呼んだら手を振ってくれたとか、同級生の店が特等席で、同級生が自分にとってのステータスになってるなぁと思った。
私の職場が今回の芸能人イベントの終点だったけど、私たちは彼らに会えるわけでなく、休館日で一般客が入れないので、唯一混雑に巻き込まれず、建物2階で見ることができたけど、高い位置でありながら近すぎて上からだと顔が見づらく、頭ばかりで、物足りなかった。
自分の職場にどうこうってのは、私にとっては自慢すべき事項ではない。
それでも先生からどうだったか聞かれて、それほど関われないとか頭ばかり見てもつまらなかったというと、先生の話は、上のごとく「どうだ、良く見えたぞ」につながって、面倒くさかった。
おまけに、連弾パートナーが私の次のレッスンに来たところで、また話が続いて、イベントチケットは私に頼んでいるという自慢まで出てきた。今度は、チケットが取れる仕事をしている私が先生にとってのステータスになっていた。
私は、並んでくださる人が先だから、自分で席を選んだ方が良いと言っているのに、買いに来ないし、これも面倒くさい。
以前にもお花の先生が、本来なら抽選になるイベントのチケットを「人に言わないように」とくぎを刺して渡したのに、自慢し放題で、「うらやましがられた」と言われたときは、飽きれた。

優先的に芸能人に会えるわけでなく、イベントもタダで鑑賞できるだろうと言われるけど、私は好きなイベントなら金を払って、最初から最後まで見たい。ほんの数分見て後は仕事ってのは、面白くもなんともない。
イベントがあるからではなく、内容的になんとか自分のスキルでやっていけるから勤めているのであって、長く勤めていると「どうだうらやましいだろう」などという気持ちもないし「チケット取れるぜ」なんてことは、面倒を買うので人に言いたくない。
チケットが取れる人と知り合い、街中の商店の経営者と知り合いを自分のステータスにするなよ、みんな私より年上(ばばあ)なんだから。

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