2008/08/01 (Fri) カリスマ気どり

介護もひと段落で、今日はアロマの講義。
いろんなもの作ったり精油の匂いかいだりするのかと思ったら、メリハリのない講義がずっと続いてかなりみんなおでこと机がお友達状態になっていた。
全部しゃべればいいってもんじゃなく、相手の理解を促す内容にしていただかないと・・。

理解させる講義っていえば、ここにちょこちょこ出てくる講義と普段とで極端にスイッチ切り替えする講師の話が今日も内輪で出てきた。
この講師は、帰り道、私たち生徒が信号待ちしていると、一緒に信号待ちするのすら嫌なようで、周り道してでも、別のルートを行くらしい。

かーさんが入院していたころ、「とても仕事のできる看護師さん」がいた。この人が夜勤だと、日勤よりずっと人数の少ないけど、まさにテキパキ仕事が進んでいるという。でもこの人は患者さんに対しての顔とは別の顔があって、そういう顔だととても怖いし、その差が大きすぎて苦手だと、かーさんは言っていた。
前述の私たちの介護の講師は、自分を「カリスマ介護士」と思いたい節がある。年がら年中テンション上げてろとか、施設の利用者さんに笑顔振りまいてるのと同じような日常を過ごせとか、ものすごく大変な仕事してるんだから、そんなどうしようもない注文はつけられないけど、完全に別の顔露骨に見せられると、「ヘルパーとはこうあるべき」という彼の主張も薄っぺらになる。
この間は、薄給ゆえに仕事が続けられなくなったヘルパーのビデオを見ながら、
「決してこの人が仕事ものすごくできるってわけじゃないですけどね、見たところ」
なんてことを言っていた。えらそーだ。
じーさんばーさんにだって見抜かれてるかもしれないね。

「みなさん、飲み会ないんですか？お誘いください」
「このあたりを歩いていたら声掛けてください。おいしいアイスコーヒーおごってください」
ですと？周り道してるところ走って追いかけて誘ったら乗ってくるっていうのかね。