2008/08/06 (Wed) 合席

午前中ハローワークに行けと言われているので行って、最近できたパン屋でお昼を食べていた。
部活帰り風の男の子たちがわんさかやってきた。
私も一人だったけど、他にも若い男の人と女の人が２人がけのテーブルに一人ずつ座っていた。
男の子たちは、適当に椅子をあっち向けたりこっち向けたりしながら座っていたけど、椅子が２つほど足りないらしかった。
それを察した１人で座っていた若い女の人が自分のテーブルを譲り、隣の男の人のテーブルに移動した。
高校生は、
「すいやせんっ」
って感じで、ちょっと挨拶して譲られた席に座った。
合席になった女の人と男の人って知り合いなんだろうかと思ってずっと見てたけど、どうもそうではないらしい。
つまり女の人は高校生のために、知らない男と合席してまでテーブルを譲ったってことになる。
やがて高校生は一度に帰っていき（正確には、たった一人パンを全部食べ終わってなかったようで、あわてて立ったまま水で流しこんでから出て行った）、女の人は、もとの席に戻った。
私はとても譲れないんだけど、こういう場合。

と、話はここで変わる。
介護の訓練で、講師が、
「パソコン得意な人？」
って聞いたら、一人堂々と手を挙げた。
私は、ほんの少しパソコンにかかわっていたけど、自分は、
「パソコンできます」
っていう人の中の下から４分の１グループに入る程度の出来具合だと思っていて、その手を挙げた彼女は、ちょこっと私が仕事でかかわったことがあるけど、明らかに私より下ランクであることは知っていた。
講師が、
「ドラック？ドラッグ？」
って彼女に聞いたら、いきなりこっちを見た。
なぜか私が、
「ドラッグ」
と答えることになった。
講師はパソコンの人じゃないけど、話を聞いていると、不得意といいつつ、男の人だから、そこそこハード面は詳しいという感じがした。
でも、一度手を挙げたから、毎回彼女にパソコンの話を向け、そのたびに彼女は答えられない。
今日、彼女は私に、
「プリンタを１か月くらい使ってなかったら、インクがうまくでなくなっちゃったんですよ。これってもうだめですかねぇ。」
という。
「私はあんまりプリンタ使わないから、毎回クリーニングしてから使ってるけど」
と答えたら、
「それってどうやってやるんですか？クリーニングなんてできるんですか？」
ときた。
だから、世間知らずはいかんよ。
あなたは、パソコンできるって言う人の中の下位ランキングだってば。