Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
明日明後日と介護の職業訓練の中に組み込まれた就職支援の日という名のハローワーク仕事検索の日。
で、一応ヘルパー募集の求人票は検索しましたって証拠をコピーして提出することになっている。
私は上記仕事は考えていないので、とりあえずいろんな仕事を検索していると、役所の臨時仕事ってのを見つけた。
おそらくこの仕事に飛びつくやつが一人いるだろうなと思ったらやっぱりいた。
私の隣の人(訓練の面接の時に、「福利厚生のしっかりした大企業じゃないと嫌だ」と言った「パソコンが得意な人?」で一人だけ手を上げプリンタのクリーニングを知らなかった彼女)だ。
朝来て、
「私もう履歴書送りました」
っていうから、「あれでしょ?」って聞いたら、やっぱり当たった。
この臨時職は、延長しても来年の12月で終わるらしい。
彼女は、ぼけ始めたおとーさんの都合で、フルタイム仕事は難しいと言っていた私に、
「それじゃ安定した収入がないじゃないですか。私はお金がないから稼がないといけないんです」
といいながら、役所の臨時か派遣の入力仕事ばっかり探して、3か月単位で放浪し、この訓練参加前7か月無職で家でゴロゴロしていた。
私は、
「ねぇねぇいいの?この仕事臨時だから終わったらまた次探さなきゃならないでしょ」
と言ってみた。でも、役所大好きの彼女は決めている(面接前、一方的に)。
そして言う。
「私ね、大変な仕事したくないんですよ。で、50歳になったら、この仕事(ヘルパー)しようと思ってここに勉強に来たんです。」
ヘルパーの仕事は、みんなの頭にお給料が安いのにものすごく大変だとインプットされているはず。そして彼女が50歳になるまでにまだ5年以上ある。
「大変な仕事したくないんでしょ?50歳になっていきなり大変な仕事するの?それに忘れちゃうと思うけど。だったら今から仕事に慣れた方がいいんじゃない?」
「えー、今からですか??」
ほんとは、競争率30倍の社協の事務仕事がしたいって言ってたけど。
彼女の一般常識はどうも高校生あたりで止まっている節がある。
認知症の勉強すれば、
「私ねどうしてもわかんないんですよ。子供はしつけがあるのに、どうしてお年寄りにしつけがあってはいけないのか」
講師から、この中で自分の親の面倒をみる予定の人と聞かれて、手を挙げず、私に、
「うちの両親は、私の世話にならないように、病院に行くって言ってくれてるんです」
人づきあいが嫌いなうちのおとーさんがぼけ始めているって話をしたら、
「ボランティアとかやられたらいいんじゃないですか、おとーさん」
「私携帯でメールのやり取りしたことないんです。電話がかかってくるの親だけ」
で、自分の知り合いがいないであろう地域の局番から携帯に着信があったら、
「アドレス帳の登録の仕方知らないんですよ。だから誰だかわかんなくて、気になったから電話してみました。そしたらなんかどっかの会社みたいで女の人が出てきて、変だったから切りました」
「私ね、飲みに行ったことほとんどないんです。飲みに行かないとご縁はないのかしら?でも、1度飲んだらアルコール依存症になっちゃいそうで」
さらに、「講義のときだけテンション高くて終わると人が変わりますね」と彼女も思っている講師あてに、「暑中見舞いのはがき」を書いてきて、
「これ渡そうかと思ったんですけどね・・・」
古い言葉でいうラブレターだ。
50歳ヘルパー職につくまでに、大人になってね。
個人攻撃は悪いこと。でも聞いてる私は吐き出さないとたまるんだこの言葉たちが。
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で、一応ヘルパー募集の求人票は検索しましたって証拠をコピーして提出することになっている。
私は上記仕事は考えていないので、とりあえずいろんな仕事を検索していると、役所の臨時仕事ってのを見つけた。
おそらくこの仕事に飛びつくやつが一人いるだろうなと思ったらやっぱりいた。
私の隣の人(訓練の面接の時に、「福利厚生のしっかりした大企業じゃないと嫌だ」と言った「パソコンが得意な人?」で一人だけ手を上げプリンタのクリーニングを知らなかった彼女)だ。
朝来て、
「私もう履歴書送りました」
っていうから、「あれでしょ?」って聞いたら、やっぱり当たった。
この臨時職は、延長しても来年の12月で終わるらしい。
彼女は、ぼけ始めたおとーさんの都合で、フルタイム仕事は難しいと言っていた私に、
「それじゃ安定した収入がないじゃないですか。私はお金がないから稼がないといけないんです」
といいながら、役所の臨時か派遣の入力仕事ばっかり探して、3か月単位で放浪し、この訓練参加前7か月無職で家でゴロゴロしていた。
私は、
「ねぇねぇいいの?この仕事臨時だから終わったらまた次探さなきゃならないでしょ」
と言ってみた。でも、役所大好きの彼女は決めている(面接前、一方的に)。
そして言う。
「私ね、大変な仕事したくないんですよ。で、50歳になったら、この仕事(ヘルパー)しようと思ってここに勉強に来たんです。」
ヘルパーの仕事は、みんなの頭にお給料が安いのにものすごく大変だとインプットされているはず。そして彼女が50歳になるまでにまだ5年以上ある。
「大変な仕事したくないんでしょ?50歳になっていきなり大変な仕事するの?それに忘れちゃうと思うけど。だったら今から仕事に慣れた方がいいんじゃない?」
「えー、今からですか??」
ほんとは、競争率30倍の社協の事務仕事がしたいって言ってたけど。
彼女の一般常識はどうも高校生あたりで止まっている節がある。
認知症の勉強すれば、
「私ねどうしてもわかんないんですよ。子供はしつけがあるのに、どうしてお年寄りにしつけがあってはいけないのか」
講師から、この中で自分の親の面倒をみる予定の人と聞かれて、手を挙げず、私に、
「うちの両親は、私の世話にならないように、病院に行くって言ってくれてるんです」
人づきあいが嫌いなうちのおとーさんがぼけ始めているって話をしたら、
「ボランティアとかやられたらいいんじゃないですか、おとーさん」
「私携帯でメールのやり取りしたことないんです。電話がかかってくるの親だけ」
で、自分の知り合いがいないであろう地域の局番から携帯に着信があったら、
「アドレス帳の登録の仕方知らないんですよ。だから誰だかわかんなくて、気になったから電話してみました。そしたらなんかどっかの会社みたいで女の人が出てきて、変だったから切りました」
「私ね、飲みに行ったことほとんどないんです。飲みに行かないとご縁はないのかしら?でも、1度飲んだらアルコール依存症になっちゃいそうで」
さらに、「講義のときだけテンション高くて終わると人が変わりますね」と彼女も思っている講師あてに、「暑中見舞いのはがき」を書いてきて、
「これ渡そうかと思ったんですけどね・・・」
古い言葉でいうラブレターだ。
50歳ヘルパー職につくまでに、大人になってね。
個人攻撃は悪いこと。でも聞いてる私は吐き出さないとたまるんだこの言葉たちが。
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