Bitter Cafe
苦くて渋くて辛くて酸っぱい日記
インフルエンザの予防接種に、かかりつけ医に行った。
受付で、申し込みをしていたら、診察室から出てきた医者が、私の横にいた。
話しかけられた。
フェイスガードを付けていた。
久しぶりに見るフェイスガード。後で知ったのは、発熱他の症状のある患者は、先に電話をしてきて、外で診察するらしい。
物々しいので、「先生、大変ですねぇ」と言ったら、「まぁそうでもないですよ」とのことだった。
診察に行く前だと言うのに、「この頃、近くを通ってもピアノの音が聴こえない」だのなんだのと、いつもの話が始まった。
しばらく話し込んでから、外に出て行った。
連休明けで、待合室は混雑していたけど、私は予防接種だけだから、診察の合間に処置室にさっさと呼ばれた。
診察室での診察を1人終えた医者が、私の問診のために出てきた。
またピアノの話になった。このところ、仕事のことであれこれあったので、その話をして、ちょっと環境が変わるかもなんてことを私が話した。
またピアノの話に戻った。発表会はどうですかと言うので、失敗続きで嫌になっていると答えた。今日は、夜間の救急外来当番で、18時過ぎに、我が家の前を通るから、ピアノを弾いててくださいよなどと言う。
私のピアノなんて聴いたらテンション下がるでしょと答える。
看護師さんが待っているのに、問診のはずが話が長い。
ほぼ友達。
だからと言って、長い待ち時間は嫌なので、診察は端折って、いつも薬だけもらえるってのがいい。この頃、療養なんとかだとか、血液検査だとか結果がどうだとかで、医者に会わねばならずで時間を取られるのは憂鬱。
友達は、ごくたまに会えるのが良い。
受付で、申し込みをしていたら、診察室から出てきた医者が、私の横にいた。
話しかけられた。
フェイスガードを付けていた。
久しぶりに見るフェイスガード。後で知ったのは、発熱他の症状のある患者は、先に電話をしてきて、外で診察するらしい。
物々しいので、「先生、大変ですねぇ」と言ったら、「まぁそうでもないですよ」とのことだった。
診察に行く前だと言うのに、「この頃、近くを通ってもピアノの音が聴こえない」だのなんだのと、いつもの話が始まった。
しばらく話し込んでから、外に出て行った。
連休明けで、待合室は混雑していたけど、私は予防接種だけだから、診察の合間に処置室にさっさと呼ばれた。
診察室での診察を1人終えた医者が、私の問診のために出てきた。
またピアノの話になった。このところ、仕事のことであれこれあったので、その話をして、ちょっと環境が変わるかもなんてことを私が話した。
またピアノの話に戻った。発表会はどうですかと言うので、失敗続きで嫌になっていると答えた。今日は、夜間の救急外来当番で、18時過ぎに、我が家の前を通るから、ピアノを弾いててくださいよなどと言う。
私のピアノなんて聴いたらテンション下がるでしょと答える。
看護師さんが待っているのに、問診のはずが話が長い。
ほぼ友達。
だからと言って、長い待ち時間は嫌なので、診察は端折って、いつも薬だけもらえるってのがいい。この頃、療養なんとかだとか、血液検査だとか結果がどうだとかで、医者に会わねばならずで時間を取られるのは憂鬱。
友達は、ごくたまに会えるのが良い。
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ある人が、医師である講師に対し、自分の父親の診察や診断、対応について、聴講者を前に抗議をした。
命にかかわること、私も母を思い出していた。
この人は、ここに、これを話すために来た。
当事者は答えられないとして、代わりに病院の長が、個人的な問題をここで論ずるわけにいかないとまとめた。
それ以上を求めず、やり取りを終え、
その人は、「このためだけに来たのだ」と言いたげに、帰っていった。
言いたいこと、言い切れないこと、言えなかったこと。公の場でトラブルを表出させることを「否定できない」のは、自分もそうしたいと思ったことがあったから。
でも・・・果たして、この人はこれで、目的を果たしたと思えるだろうか。
どうだ言ってやったと思えるだろうか。残るものはないだろうか。
場を重くするだけの出来事に、顔を上げることもできなかった、このイベントに関するスタッフであり傍観者の自分。
しんどい時間だった。
命にかかわること、私も母を思い出していた。
この人は、ここに、これを話すために来た。
当事者は答えられないとして、代わりに病院の長が、個人的な問題をここで論ずるわけにいかないとまとめた。
それ以上を求めず、やり取りを終え、
その人は、「このためだけに来たのだ」と言いたげに、帰っていった。
言いたいこと、言い切れないこと、言えなかったこと。公の場でトラブルを表出させることを「否定できない」のは、自分もそうしたいと思ったことがあったから。
でも・・・果たして、この人はこれで、目的を果たしたと思えるだろうか。
どうだ言ってやったと思えるだろうか。残るものはないだろうか。
場を重くするだけの出来事に、顔を上げることもできなかった、このイベントに関するスタッフであり傍観者の自分。
しんどい時間だった。